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長野県YH協会





若旅★インタビュー

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北信州のホステル稼業日誌 
ホステル&ゲストハウス経営にまつわるチョット面白い話を小出しに紹介して参ります。宿屋歴20年の中年オヤジの戯言(^^)
ゲストハウスの手法を見習ってはいかがかと。。。
先日こんな文言の文書がとあるところから(日本ユースホステル協会ではありません)送られてきました。

語彙、文章表現の稚拙さには若干痛々しさ(?)を感じざるを得ませんが、まあそれはいいとして(笑)

しかし、これを書いた人はかなり時代錯誤しておられます(笑)。いったいいつの時代のひとなのでしょうか??

日本には300余軒のYHがあります。世界には5000軒ほどのYHがあります。

最新の統計によると、日本には今現在YHは300もありません。実際は215ほど。休館中の宿を除けばおそらく200を切るレベルではないかと思われます。世界には3000強です。
会員になるとYHを格安で利用できるということですが、それは違います。会員になってようやく適正(?)な料金で利用できるに過ぎません。値段の面において、ユースが旅の宿として選ばれる理由が見当たりません。

ユースホステルにはペアレントと呼ばれる管理者がおりまして、利用者の旅の相談に乗ってくれたり、土地の情報を提供してくれたりする。こんなスバラシイ組織はほかにはありません。

そんなワケありません。民宿のオヤジさんだって、ペンションの優しいマスターも、はたまたビジネスホテルのフロントマンでさえ、旅の相談に乗ってくれます。地域情報だっていくらでも教えてくれます。「こんな素晴らしい組織」といいますが、親切丁寧な応対というものは、組織によって行なわれるものではなく、その場所にいる「ひと」によって行なわれるものです。
ムムム。。。。(x_x)

社会に出る前に社会体験をとのことですが、それがユースホステル唯一無二の特徴であるかのような記述はちょっと?です。
そもそも、社会に出る前の青少年へどうしてそこまで拘るのでしょうか??
社会人のヤングアダルトではイケナイのでしょうか?

ユースホステルに泊まって全国各地に友達を作ろうとのこと。これは決して間違いではありませんが、少しお仕着せがましい印象もぬぐえません。
同年代の友達がたくさんできるほど、いつもYHが賑わっているとは限りません。
それよりも世界ネットワークであり国際交流のチャンスもある、と説いた方がより自然かと思われます。

現状においては、ユースホステルの魅力を高めるために何かに取り組もうとするのではなく、利用機会を増やすために会員を増やそうという動きに傾注し過ぎている感は拭えません。

会員を増やしたい。
それは決して間違いではありませんが、業界内の活性化を生むための取り組みが少なすぎるというのが私の中では正直なところです。

ユースホステル関係団体の上層部には、このような旧態然とした考えの方が少なくはないのがYHの衰退を急激に早めてしまったといっても過言ではありません。

その一方でゲストハウス業界。

ここ2-3年で状況は激変したといっても過言ではないでしょう。

ゲストハウスプレス

なる専門サイトが活況を呈し、

ゲストハウスサミット

なる会合が開かれています。

そこでは関係者によるノミネート、利用者による人気投票が行われ、常にゲストハウス間の競争、切磋琢磨が行われる仕組みが出来上がっています。

バックパッカーズ大賞2013

長野県のゲストハウスに特化したサイトも開設されていて、ゲストハウス開設に向けて頑張る青年の奮闘が綴られているSNSサイトの紹介もあります。

こうした手法はぜひ日本ユースホステル協会も見習うべきだと思われます。

昨日まで東京でユースホステルマネージャー研修会が開かれていました。

しかし、昔ながらの上意下達式研修はもう古いといえます。
経営の才覚もまちまち、ヤル気もまちまち。
そんな多種多様なユースホステル従事者を画一的に指導研修しようと言うことなどそもそも不可能です。

大体、我々には互いが切磋琢磨する仕組みが皆無です。
ネットワークという言葉だけが独り歩きし、結局は全てが横並び。
苦情など、何か問題が発覚したとしても「それぞれ経営方針が違うから・・・」と、誰も批判しません。
逆に流行っているユースホステルについて、何故あそこが流行っているのか、その深層について知ろうとする人はほとんどいません。

あそこ、結構流行ってるみたいだね。

それで終わり。

過去の栄光にすがっているのか、プライドだけが高いのか。( ^ω^ )
はたまた商売熱心ではないのか。
生活によっぽど余裕があるのか。

全体が衰退するのも無理はありません。

今若者(独身の20-30代の青年を意味する)たちが、新しい生き方のひとつとしてゲストハウスOPENを夢見ています。
もちろん若者ではなく、40-50代の人たちだって同じでしょう。
スタイルは少し違えど、今から数十年前のユースホステル界と同じ現象がゲストハウス界に起こっているのです。

現在のゲストハウスの数
日本国内 400
長野県内  26

ユースホステルの数
日本国内 210
長野県内  18

ちなみにフェイスブックのイイネ数を比べると

日本ユースホステル協会 1300
ゲストハウスプレス 2900

イイネの数はそのまま国内の営業軒数の差に比例しています。

勢いの差は明確です。

何もせず手をこまねいている場合ではないと思うのですが、さて。。。。


この記事は特にユースホステル界の人たちにも読んでいただきたいと思います。
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