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信州ツーリズム情報局 
信州全20軒のユースホステルオーナー(マネージャー)が、旬の旅情報をお届け! 季節の話題、イベント情報はもちろん、ユースホステル運営にまつわる、生活感たっぷりの(笑)奮闘記も綴って参ります
なしびの湯
諏訪湖の東岸は豊富な温泉の湧出地帯でして、温泉旅館はもちろんですが、多くの家庭が引湯しています。
同じ諏訪湖岸でも、岡谷ではほとんど温泉が出ないとか。不思議です。

というわけで、ユーペンハウスのお風呂は当然の如く温泉。


宿泊棟とは別の温泉棟「なしびの湯」をいただきました。

ナトリウム塩化物硫酸塩泉
源泉温度58.2度
PH 7.8 アルカリ泉

長野県共通の温泉品質表示


というわけで、無加水、無加温の源泉掛け流し

無色透明無味無臭、肌触りのいい大変優しいお湯です。
浴槽内温度は感覚的には41-42度の間に保たれており、ベリーベストな印象。以前はもう少し熱かったのではと尋ねたところ、最近は少し下げたとのこと。

適温は人それぞれで異なるものなので、湯守としてはなかなか苦労が多いようです。
しかし、常に最高の温泉を楽しんでもらいたいという心意気がひしひしと伝わってきます。

その代表的「仕掛け」がこれ。


わかります??

お湯は常にこんな風に流れてきます。50度以上の熱いお湯です。

もし、普通の浴槽でしたら、熱いお湯は比重の軽さによって、沈むことなくそのまま外へ流れ出ていきます。
例えば夜間など、誰も入浴しない時間は新鮮なお湯は一切浴槽に溜まることなく、ただただ放出されるばかりになってしまいます。

出来れば新鮮な熱い湯が浴槽内に滞留し、古い冷めた湯を外に流したいわけです。

この穴は、実は浴槽の縁の一番下につながっています。
浴槽の縁とは一段低くなっていまして、常にここからお湯が流れています。

つまり、源泉が流入した同じ分だけ、底の温度の下がったお湯が外へ放出されます。
しかし、段差をわずか4mm程度に抑えられているので、常に満水状態が保たれていて、浴槽に身体を沈めた瞬間、大量のお湯がドバドバ流れ出ていきます。

こんな仕組みを持った温泉旅館が他に存在するでしょうか?

なかなかお目にかかれるものではありませんね。


長崎氏いわく

入った瞬間に大量のお湯が溢れる瞬間こそ温泉入浴の醍醐味である
座って足を伸ばしてくつろげなくてはならない
常に新鮮なお湯でなくてはならない

こうしたポイントを押さえて、この「なしびの湯」は設計されています。

露天はありませんが、浴槽のまん前は大きな窓です。その窓を開け放てば、そこはちいさな庭園。外からの風が流れ入り、野天風呂のような感覚で楽しむことができます。




温泉付のユースホステルはあちこちで見られますが、これほどまでに「湯守」のこだわりが感じられる温泉ユースホステルも稀ではないでしょうか。

参りました。(笑)
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