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北信州のホステル稼業日誌 
ホステル&ゲストハウス経営にまつわるチョット面白い話を小出しに紹介して参ります。宿屋歴20年の中年オヤジの戯言(^^)
乗鞍高原温泉ユースホステル
木島平から150km。
乗鞍高原温泉ユースホステルにやってきました。
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緑に囲まれた宿は板張りに白い窓枠。北アの山小屋のような重厚な雰囲気です。
旅館街の一番上、標高1500mの位置に立つお宿さんです。

乗鞍アルプホルン愛好会メンバーでもある若旦那・幸正さんと、犬好きの若女将・いづみさんが迎えてくれます
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夕食後にはアルプホルンの演奏を聞くことのできるチャンスも!聞くばかりではなく、興味のある人には実際に吹かせてもらえます。でも鳴らすのは結構難しいのですが(笑)

アルプホルンだけではなく、ギターやディジュリドゥも操るマルチプレイヤー
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幸正氏の演奏をどうぞ


ちなみにハンドブックの小澤君雄氏はいづみさんのお父様にして、乗鞍高原温泉ユースホステルの創業者かつオーナーであります。念のため。

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この日のお部屋は和室
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食堂談話室は広々と。
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何といってもココの目玉は温泉。白濁した硫黄泉がたまりません。
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PH3.3、硫酸イオン350mg/Lの正統派酸性硫黄泉。草津ほど強烈な酸味はなく、苦味を伴う濃厚な温泉です。
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酸性による腐食対策として、カランはなんと樹脂製。それでも何年ももたないとか。
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どれくらい濃厚な温泉かというと。。。。


アトピー皮膚炎の人が1ヶ月で治癒
怪我をした愛犬を温泉治療し完治
館内のテレビは1年で故障(銅が多用されるプリント基盤が温泉ガスによってすぐに駄目になる)

いい事もあれば不都合なこともある、とにかく濃厚な源泉掛け流し温泉なのです。


【温泉こぼれ話】

乗鞍高原温泉の源泉は、実はユースの建っている場所ではありません。近くでもありません。
距離にして10km近くは離れた「湯川温泉」源泉場から引湯されています。

地中にグラスファイバー製の管を敷設し、温泉街北側の配湯場から各宿に供給されています。

あらゆるものを腐食させるPH3.3の温泉、かつ、硫黄固形分も豊富な源泉ですのでパイプはすぐに詰まってしまいます。なので、定期的な清掃が欠かせません。

そこで、穴の直径大の玉を高圧水勢で管内を突き抜けさせて内側の固形分を削り取るという特殊な清掃方法が採用されています。

面白いと思いません?



⇒乗鞍高原温泉YHのトリビア

⇒乗鞍高原YHのお食事紹介記事
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