FC2ブログ
プロフィール

信州マスター

Author:信州マスター

長野県YH協会





若旅★インタビュー

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking


↑ ↑ ↑ ↑
ブログランキングにエントリー中です。応援のワンクリック
ぜひお願いします!

月別アーカイブ

カテゴリ

北信州のホステル稼業日誌 
ホステル&ゲストハウス経営にまつわるチョット面白い話を小出しに紹介して参ります。宿屋歴20年の中年オヤジの戯言(^^)
キラキラゲストハウス!?バブル崩壊の予感
ここ数年右肩上がりで増え続けてきたゲストハウスですが、2018年を境に状況が変化してきたように思えます。

地域交流
地域文化の発信
古民家リノベ
クラウドファンディング

などのうたい文句を前面に開業を志願する人が増えてきましたが、これらは


キラキラゲストハウス


などと呼ばれているようです

そんな折、面白いブログを見つけました。

ゲストハウス文化もいよいよ終焉を迎えるのか


ですが、そうしたブームも転換期を迎え、同時に廃業を考える人も増えているようです。

雇われない生き方を目指すことにしました



京都では民泊新法施行をきっかけに、簡易宿所が激増、淘汰がはじまっています。

ゲストハウスを続けていくために

あまりに増え過ぎた施設に危機感を持ったのか、


10年続くゲストハウスを考える
20年続けられるために考えるべきこと

そんなタイトルのブログ記事やワークショップが目に付くようにもなりました。

裏を返せば、10年で衰退し20年で廃業はあたりまえ。
そんな少なくない現状を表した言い回しでもあります。



街に増えたカフェやベーカーりーと同じですね。


やはり一時期の流行りで調子に乗ってしまった人たちが自身に対して戒める意味合いもあるようにも感じます。

10年で廃れるようではやはり生涯の生業としては??がつきますし、地域交流とか、文化の発信などと志をいだくのは悪くはないにしても、結局はその場所に根をおろし、生きていかなくてはなりません。

今開業する人たちは独身ないし子供のいない人が多数を占めていると思われますが、ゆくゆくは二世を育てていくことも視野に入れながら生業を展開していく必要もあります。

ハナからゲストハウスには一切関与しない配偶者(パートナー)のいる経営者も多数存在しますが、出来ることなら、二人三脚でやったほうが楽しいに決まっています。


今から4年前に入院した時、ユースホステルはもっとゲストハウスを見習い、変化すべき時にあると声高に叫んでいた時期もありますが、ここ最近ではそんな気持ちはかなり薄まってきました。

現在生き残っているユースホステルの多くは20年以上の経営歴をもつ人たちばかりです。
かくある私も19年経過しました。

家賃を払い続けなくてはならない都会の賃貸ゲストハウスとは違い、一応所有物件ですし、食品営業もできます。シャワーも風呂も広いパブリックスペースもあります。

最近ではシャワーさえ持たないゲストハウスが増えていますが、そうなると旅の宿としての基本的性能に疑問符が付きます。

シャワーがなくてもOK。
ベッドがなくても敷地内にテントを張らせてとめてやる。
いつでも賑わうゆんたくのできる越夜場所。

と開き直ってやるのも一興ですが、人が人を呼ぶ今が未来永劫続くとは考えにくいものがあります。

かつてのユースホステルと同じ運命をたどるのは火を見るよりも明らかだと思うのです。


しっかりと地に足をつけて生きていこうと心新たにしているとことです。(^^)

でもね。

ユースホステルのイメージは少し変えていく必要があるとは思うのですヨ。

今年の協会主催の研修会に期待したいと思います。
スポンサーサイト
タケノコの如く増殖中!長野県のゲストハウス
それにしてもゲストハウスの増加はとどまるところを知りませんネ。


以前は地元の信濃毎日新聞もこぞって取り上げたこのネタも最近は

もう飽きた

とぽつりとつぶやくとある市の支局員さんも実際出てきています。

ざっとリストアップしたらこんなにありました。
1koo.png



以前はその増加ぶりに脅威を感じていましたが、最近はそうでもありません。(私の場合)
実際、いろいろなゲストハウスに泊まりに行く機会も多いのですが、新しく開店したというだけで、あまり特徴のないところが少なくないからです(^^)


かつては、存在自体にインパクトのあるゲストハウスでした。
しかしそんな時代は過ぎたようにも感じます。

おしゃべりしたい
人と交わりたい
オーナーと話がしたい

そうした目的を全面的に主眼に置いた運営は、基本的に人で賑わうことが前提となっています。
特に女性がオーナーさんの場合は比較的その手法を用いやすいといえるかもしれません。

名物となる可愛らしい愛想のいいヘルパーさん人がいれば、それが一種のサクラような存在となり、芋づる式に人を呼び寄せる効果があります。

しかし、ブームが去ると、やがて人波も引けます。
交わりだけを武器に営業している地方のゲストハウスはやがて苦戦を強いられるようになるのではないかと思います。

そもそも、四六時中ひとと交わっていることをそこまで多くの人が求めているのかといえばそれは若干懐疑的な部分でもあります。

先日、ホステルパス なるゲストハウスが泊まり放題になる定期券が発売されました。

多拠点を持つことで生活の幅を広げよう的なコンセプトのようですが、多拠点がそこまで魅力であるかどうかはワタシ的にはちょっと懐疑的です。

実際問題、帰る家がひとつあったほうがいいとわたしは思います。
たとえ通勤が辛くても、家に帰れば何も考えずに自由に暮らせます。

でも、ホステル暮らしは自由というわけにはいきません。

隣で毎晩見知らぬ誰かがいびきをかいている。
ベッドを出ればそこには知らない人がいつもいる。
知らない人からいつでも話しかけられる。

どんなに人と交わることが好きでも、誰にも干渉されない自由な空間と時間が必要だと誰しもが思っているはずです。

多拠点と言えばカッコいいですが、実際はそうもいかないでしょう。

5-6年前、那覇のゲストハウスに泊まりました。

1泊800円。寝具なし。

朝7時を過ぎても室内は薄暗いまま。談話室ではヘッドランプを灯して読書にふける人約一名。

8時を過ぎてようやく三々五々泊り客が起き始め、聞こえてくる会話は

===

うぃーっす! XX君、昨日は遅かったの?

ああ。2時まで。でも今日は久しぶりのオフだよ。

○○君は朝番だって。おつかれー!

===

多拠点といよりも、ここを住居にしながら夜の飲食店で働く人たちが圧倒的多数を占めているのでした。

ホステルやゲストハウスが乱立する中において、過当競争を勝ち抜くためのひとつの戦略ともいえるホステルパス。
全く利益にはつながらなくとも、少しでもメディアへの露出を図ることで、時代を生き抜くという作戦と見て取れます。

昨今は黒字経営であっても店じまいするところが続出していると云います。
逆に儲かれば「二号店」などと称し業務拡張するところも増えているようです。

しかしブームは必ず過ぎ去ります。
設備は貧弱であっても、人が人を呼ぶビジネスモデルが隆盛を極めているうちは、いとも簡単に儲かるのがゲストハウスビジネス。
地域おこしとか、交わりとか、いろいろ御託を述べてはいるものの、結局は自営で身を立てたいという独立生計願望に行きつくわけです。

ユースホステルはすでに過去のものとして捉えられているきらいがありますが、現存のユースホステルは私のような新参者の部類でも20年前後の営業歴があります。


多くのユースホステルは自宅を開放する形で営業しています。
また。多くの経営者は家賃が発生しません。赤字経営であっても減価償却費がそれなりに大きいので、お金は回りまするところが多いのです。

サラリーマンと違って、たとえ申告所得がマイナスであっても、生きるか死ぬかといった極貧生活に苦しんでいる訳ではありません。

しかし、ゲストハウス隆盛期に営業を開始し、苦も無く札束が舞い込んでくる味をしめてしまうと、ひとたび波が去ってしまうとそのインパクトは計り知れないものがあります。

売り上げ減少に憂いて、店じまいを急ぐ店主が後を絶たないのかもしれません。

ユースホステルはもともと儲からないところからははじまっています。
しかし、多くのユースホステルは素泊まりだけでなく、食品営業許可を得て食事提供を行っています。

ウチの場合はイベントや食事などもひっくるめると、ひとりあたりの売り上げ単価は、7000円近くになります。

2019年2月もまもなく終わろうとしていますが、今月の延べ泊数は19年来最高記録を塗り替える可能性が出てきました。
なんだかんだ言って、ユースホステルは、ゲストハウスがいま盛んにやっていることを60年も前から実践していて、姿かたちをかえながら、今に至っているのです。

悟りの境地に達した仙人のような人たちが、細々と、でも逞しく、生きながらえているのではないでしょうかネ(笑)