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北信州のホステル稼業日誌 
ホステル&ゲストハウス経営にまつわるチョット面白い話を小出しに紹介して参ります。宿屋歴20年の中年オヤジの戯言(^^)
小規模宿をやるなら自宅開放型+食事提供型がイイですよ
コロナ禍で閉店するゲストハウスがさらに増えていきそうな予感ですが、20年やってきました経験から申しますと、コスト削減、節税の観点からも、もしこれから小規模宿泊施設をはじめようとするならば、少なくとも次のことが言えるのではないかと思います。

●自宅開放型(賃貸ではない)にする
●食事つき営業する
●家族内労働をメインとする

自己物件にすることで、それ相応の減価償却費が計上できます。
また、食事つきにすることで、仕入れとして計上することができます。自家消費分が控除されるにしても、相当部分が経費となります。水道光熱費も相当部分が経費となります。
つまり、生活コストの相当部分を経費として計上できるのです。

これにより何のメリットがあるかと申しますと、申告所得が抑えられることです。申告所得が押さえれれば、所得税、住民税が相当部分減免されます。

個人事業主ならおわかりでしょうが、所得=実入りではないということです。

クレジットカードの申し込みなどで、年収を書かされる欄がありますが、そこに「申告所得」を記載することにはかなりためらいを感じます。

本当に恐ろしい数字なので(^^)



しかし、前述の理由により、たとえ申告所得が0で、書類上は赤字決算であっても、キャッシュは回るということ現象が起こります。

政策金融公庫などの政府系金融機関に融資を受ける場合も、ここがポイントとなります。


「赤字の事業主には金は貸してくれない」などともっともなことを言うコンサルもいますが、それは大きな間違いです。
事実、今回のコロナ特別貸し付けの件においても、たとえ赤字であってもキャッシュが回っていると判断されれば、即刻OKが出たケースが非常に多かったようです。


給料は一銭も出なくとも、生活に困窮していない宿屋(個人事業主)が沢山存在しているということは意外と知られていないかもしれません。

かつて流行したペンションの多くがこの方式にのっとっています。



いっぽう、賃貸でやるとなると、自宅物件は一銭たりとも経費にはなりません。
とてつもないコストが膨らみますので大変です。




宿経営をやりたいと思っている独身の若い方は、初期投資を抑えるために、つい賃貸を優先して考えがちですが、長くやろうと思うなら、そこは少し思いとどまったほうがイイかもしれません。

ここではこれ以上詳しく触れませんが、ほかにもまだまだメリットは沢山あります。
特に子育てをする上においては。

もっと詳細を知りたいという方は、是非ウチに泊まりに来てみてください。


宿開業相談受付中ですよ~(^^)



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多くの人が感じていた違和感を代弁
有名ゲストハウスが次々宿じまいする中、一種のトレンドリーダー的お宿さんのブログがなかなか波紋を呼んでいます。

否定的な意見もある一方で、多くの宿屋が感じていた部分を鋭く突いている部分もあって、妙に納得する部分も多いのもまた事実。

それは昨日上げた記事の中で触れた


「つながる場」。


コロナ禍でクラファンを立ち上げたゲストハウスが必ず使うこの表現。

確かに聞こえはいいのですが、大体、世の中のゲストハウスのどの程度が地域住民が集う場になっているのか?
毎日毎日宿泊者同士で大盛り上がりしている宿がどの程度あるのか?

そんなことをふと感じます。

つながる場

といえば聞こえはいいですが、別の表現をあえて使うなら、それは「たまり場」


ここ何年も色々なゲストハウスやユースホステルに泊まっています。
が、とある宿では地元の人が集って大騒ぎ、仲間内の飲み会と化して嫌な空気を感じたこともありましたし、「長野からお越しのなかさんでーす」などと、泊り客に紹介して回られ、思い切り引いてしまったこともあります。

逆に、ほかに泊まり客がおらず、貸切だったことも枚挙に暇がありません。


前述のブログ主さんの述べるのは、ゲストハウスが、旅の宿であるという本来の役割外れ、「泊れるたまり場」に特化されすぎたことで、運営側が逆に疲弊してしまった結果、つい本音が出てしまった可能性もあります。

「たまり場を作りたい」という一点で突っ走ってしまうと、それを心底楽しめない経営者はすぐに電池切れしてしまう可能性があります。
実際、数年で辞めてしまう人たちのなんと多いことか。


終の棲家として、一生の生業としたいのなら、やはり「ほどほど」がイイのではないかと思います。

その点、富良野のゲストハウスゴリョウさんや、佐柳島のネコノシマホステルの適当な放置っぷりはむしろ好ましい宿の運営スタイルなのかもしれません。

ゲストハウス=濃厚接触(?)スタイルばかりとは限りませんからネ。