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信州ツーリズム情報局 
信州全20軒のユースホステルオーナー(マネージャー)が、旬の旅情報をお届け! 季節の話題、イベント情報はもちろん、ユースホステル運営にまつわる、生活感たっぷりの(笑)奮闘記も綴って参ります
平成の大合併。 何?それ? ~我が道をゆく信州
南相木村の温泉施設は、想像を超える豪華施設でありました。

その一角が広大なレストランスペースとなっていて、名物のシナノユキマスをつかった料理を楽しめます。

私はダムカレー


かあちゃんはシナノユキマス定食


それにしても、全体的に北相木村とは全く雰囲気が違います。
自治体の財力があまりに違うのではないかということを直感します。

料理を待っている間に調べてみたところ、その理由が明らかになりました。

南相木村の上流に位置する東京電力南相木ダム。
2005年に運転を開始した巨大ダムが完成して以降、莫大な固定資産税が入るようになったそうなのです。
その結果、平成22年までの何年かは地方交付税交付金不要団体に指定されとの由。

地方交付税交付金は市町村の歳入の大部分を占める重要財源ではありますが、それが不要になるほどの税収があったのです。

長野県では軽井沢町が唯一交付金不要団体に指定されています。
保養所や都心部の富裕層の別荘による固定資産税収入がその要因と考えられます。

大企業の巨大なプラント、工場が立地する自治体たいてい不要団体です。
そして何よりもどんな小さな村でも近隣との合併が行われていません。

南相木村もその一つといえそうです。

もともと信州は、信州合衆国と呼ばれるほど互いに「おらが村意識」が強い地域です。
利権問題以前に、独立意識が強いので平成の大合併でも大半が旧来のまま残りました。
役場同士の距離が5kmと離れていない南北相木村またその一例と言えます。

佐久の小村。是非一度訪れてみていただきたいと思います。




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その先の信州へ ~Bound for heartland Shinshu  佐久地方にある秘境の村へ その1
いまから20年以上前、JR東日本のこんな広告が印象に残りました。

maltsbound9211.jpg

まだ見ぬ知らない日本を訪ねてみませんか?
心のふるさと日本へ

そんなニュアンスが込められているとは思うのですが、実に旅情を誘うキャッチコピーでした。

信州にも観光ルートから外れた知らない秘境がたくさん存在しているように思えます。

信州の秘境と言えば秋山郷と遠山郷ですが、秘境と名の付いた時点で観光地と化すので、厳密にいえば秘境ではなくなります。
しかし3年前に訪れた下伊那の根羽村、天竜村、平谷村、売木村あたりは、そういう意味ではまぎれもなく秘境でした。

ところが

下伊那の村々に勝るとも劣らない、秘境の村が佐久地方に存在します。

北相木村 人口700人
南相木村 人口900人

いずれの村々も国道が通っていません。
となりは群馬県であり、実質的にはいずれも行き止まりの村です。

小学校はありますが中学校がなく、となりの小海町と「組合」を作って三町村合同組合立の中学校が存在します。
地方自治体に義務教育学校が存在しないという全国的に見ても珍しい村々といえます。

佐久穂町から小海町を経て、国道141から県道に入りまずは北相木村。


役場前



事前にウェブサイトで調べたところによると、山村留学を積極的に受け入れている以外は特に観光に力を入れている様子はありません。

集落のどんづまりからは御座山。

1984年の日航機墜落事故の第一報では「御座山付近に墜落か」などと、地名が報じられたところでもあります。

商店も希少で、人通りも少ない印象です。なんせ人口700人台の山村ですから。



北相木村を後にし、次に向かったのは南相木村役場。



役場と役場の間が5kmと離れていないという極めて特殊な立地でもあります。
独立した地方自治体というよりも、同じ自治体のなかの違う集落といった印象です。

しかし

南相木村は北相木村に比べるとずいぶんと開けています。

そしてあか抜けている印象です。何よりも南相木村には温泉があります。
しかもずいぶんと立派な施設です。

まるでスーパー銭湯のような雰囲気でもあります。



ひとっぷろ浴びた後、ランチを楽しむことにしました。